2025年を彩ったラテン/レゲトン10曲|ランキング5位〜1位【Billboard×LOS40×monitorLATINO】

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この記事は、
「2025年にラテン/レゲトン界で本当にヒットした曲って、結局どれなの?」
というテーマでまとめた ReggaetonJP独自ランキングTOP10 の【後編】です。

前編では、第10位〜第6位として

  • Con Otra – Cazzu
  • En Privado – Xavi ft. Manuel Turizo
  • ME JALO – Fuerza Regida & Grupo Frontera
  • Por Esos Ojos – Fuerza Regida
  • Soltera – Shakira

を紹介しました。

ここからは、いよいよ第5位〜第1位
2025年のラテン/レゲトンを語るうえで絶対に外せない5曲を、
データとシーンの両方から振り返っていきます。

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ReggaetonJP総合ランキングの作り方(カンタンおさらい)

このランキングは、ReggaetonJPの完全な主観ではなく、
4つの公式ソース をベースに作った“総合チャート”です。

  • Billboard Hot Latin Songs 2025年年間チャート
    → USラテン市場の公式チャート。Bad Bunny や regional mexicano の強さがはっきり出る。
  • LOS40(スペイン)のチャート/長期ランクイン曲
    → スペインの若者向けNo.1音楽ラジオ。
    日常BGMとしてどの曲が長く聴かれていたかが分かる。
  • monitorLATINO 各国 Top Anual + Mexico General Top100(Impresiones)
    → メキシコ&中南米各国のラジオで「本当にかかりまくった曲」をチェック。
  • Spotify「Top Tracks of 2025 Global」
    → 世界で最も再生された楽曲リスト。ストリーミング視点のヒットを補完。

これらをもとに、

  • チャート/ラジオでの強さ
  • ストリーミング人気
  • ポップカルチャーへの浸透度
  • ラテン/レゲトンらしさ(リズム・歌詞・アーティスト背景)

を総合してポイント化し、
ラテン系アーティスト&ラテンリズムの楽曲に絞ってTOP10を作成 しています。

第5位:La Plena (W Sound 05) – W Sound ft. Beéle & Ovy On The Drums

  • コロンビア発のプロジェクト W Sound に、人気シンガー Beéle とヒットメーカー Ovy On The Drums が参加した超鉄板タッグ。
  • タイトルの「La Plena」は、恋に落ちたときのワクワクと多幸感を歌った、いかにもコロンビアらしいスウィートなラテン・ダンスチューンです。
  • monitorLATINO 系チャートではコロンビアやホンジュラスで年間上位クラスのヒットとなり、中南米のラジオやTikTokで“2025年の定番BGM”的な存在に。
  • FEID や Beéle まわりの楽曲が各国チャートで目立った一年でしたが、
    「2025年=Ovy On The Drumsのラテン・ダンスが世界中で鳴っていた」 と象徴できる1曲。

第4位:Capaz (Merenguetón) – Alleh & Yorghaki

  • ベネズエラ出身のデュオ Alleh & Yorghaki による、2025年を代表するメレンゲトン・バンガー。速めのBPMとシンプルなフックで、一度聴いたら頭から離れない中毒性 を持った1曲。
  • monitorLATINO 系チャートではエクアドル・スペイン・パラグアイ・コスタリカ・中米チャートなど、複数の国で年間上位にランクイン。LOS40 や Spotify でもプレイされ、「2025年メレンゲトン復権」を象徴する一撃 に。
  • TikTok のダンス動画やショート動画でも使われまくり、「レゲトンだけじゃなく、メレンゲトンもまた主役に戻ってきた」と感じさせてくれた。

第3位:Si Antes Te Hubiera Conocido – Karol G

  • コロンビアの“Bichota”(強い女性)こと Karol G が2025年に放った、ノスタルジックなメレンゲ・ポップ
  • タイトルの意味は「もし、あなたにもっと早く出会えていたなら」。“タイミングのすれ違い”という切ないテーマを、踊れるリズムに落とし込んだ名曲。
  • monitorLATINO 系の指標では USAラテン市場の年間トップクラスとなり、メキシコや中南米でもラジオ上位をキープ。
  • いわゆる“ゴリゴリのレゲトン”ではないのに、ラテン・クラブでもポップスでもかかる万能曲として、2025年の現場を席巻。Karol G のキャリアの中でも、「Tusa」「BICHOTA」に続く新たな代表曲と呼べる1曲に。

第2位:BAILE INoLVIDABLE – Bad Bunny

  • プエルトリコのスーパースター Bad Bunny の2025年作の中でも、特に“エモさ”が際立つ1曲。
  • タイトルは「忘れられないダンス」の意味で、一度きりの夜、だけど一生心に残るダンスフロアの記憶をテーマにしたラブソング。
  • Billboard Hot Latin Songs 年間チャートではトップ5クラスに入り、monitorLATINO では ペルーをはじめ南米各国で年間トップクラスの成績を収めるなど、ロマンチック系レゲトンとして広く支持されました。
  • ビートは落ち着きめなのに、サビで一気に感情が爆発する構成で、自宅リスニングとダンスフロア、両方にハマるバランス感 が絶妙。2025年のBad Bunnyを象徴する「内省的だけど、ちゃんと踊れる」作品として第2位にランクイン。

第1位:DtMF – Bad Bunny

  • そして2025年のラテン/レゲトンシーンを制したのは、同じくBad Bunnyによる 「DtMF」
  • Billboard Hot Latin Songs 年間チャートで 堂々の1位 を獲得し、Spotify「Top Tracks of 2025 Global」でも上位に食い込むなど、USラテン市場とグローバルの両方を制覇 したモンスター曲。
  • タイトルの略に込められた意味どおり、ストリート感のあるリリックと、ダークでヘヴィなトラップ/レゲトンビート が特徴。それでいてサビはキャッチーで、クラブでもフェスでも、「この曲がかかった瞬間にフロアの空気が変わる」タイプのキラーチューン。
  • regional mexicano の台頭やメレンゲトンの復権など、ラテンシーンが多極化した2025年においても、「やっぱりBad Bunnyがキング」だと再確認させた1曲 として、ReggaetonJPは堂々の1位に選出。

まとめ

2025年のラテン/レゲトンは、regional mexicano やメレンゲトンの台頭、そしてBad Bunny&Karol Gの圧倒的な存在感が入り混じる、おもしろい一年でした。

今回はその中から、各国チャートとストリーミングを横断して「これは外せない」と思える10曲をピックアップしました。

ここで挙げた曲を順番に聴いていくだけでも、2025年のラテンシーンの空気がかなり掴めるはずです。
ぜひ自分なりの“2025年ベスト10”も考えながら、プレイリストでガンガンリピートしてみてください。

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