2026年注目のラテンアーティスト4選|スペイン編|Hot Artists 2026

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QuevedoやSaikoといった新世代スターたちの台頭により、現在ラテン・ミュージックシーンにおいて強烈な存在感を放っているのがスペイン。今回は、2026年現在の現地シーンにおいて、まさに頭角を現している新鋭および今年さらなる飛躍が確実視されている最注目のアーティスト4人を厳選。

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1. マルク(MVRK)

Bad Bunnyのレーベルが惚れ込んだ、マドリード・バジェカス発のハイパー・アーバン

  • 本名: Marcos Cervera García(マルコス・セルベラ・ガルシア)
  • 出身地: マドリード州バジェカス
  • スタイル: ヒップホップ/ラップ、エレクトロニカ、ハイパーポップ、レゲトン

圧倒的な実績と現在地

Bad BunnyやQuevedoを擁する最高峰のラテンレーベル「Rimas Entertainment Europa」と契約。2024年2月に1stアルバム『La fe que me tengas』、2025年5月には2ndアルバム『PÓRTATE BIEN!』を矢継ぎ早にリリース。

Dirty SucやRecycled Jといった国内の有力株と多数のコラボを展開し、スペイン国内のリリースライブを2日連続ソールドアウトさせるなど、Z世代の圧倒的なプロップスを獲得している。

まず聴くべき1曲:「Niebla」

TikTok発で大きなバイラルを巻き起こし、彼の名をシーンに知らしめた初期の重要作。メランコリックなメロディとバウンシーなレゲトンビートを融合させた、現行スペイン・アーバンの最先端を体現するトラックだ。

2. ラウル・クライド(Raúl Clyde)

Saikoとのコラボでプラチナ獲得、2010年代のノスタルジーをまとう本格派レゲトン

  • 本名: Raúl Pérez Marqués(ラウル・ペレス・マルケス)
  • 出身地: バレンシア州アルダイア
  • スタイル: レゲトン、ラテントラップ

圧倒的な実績と現在地

MVRKと同じくRimas Entertainmentに所属するバレンシアの新星。2023年、盟友Saikoを迎えてリリースしたシングル「Tuenti (Remix)」がSpotifyで3,700万回再生を超える大ヒットを記録し、スペイン国内でプラチナディスク認定を獲得した。

ラテンシーンのトップスター・Moraのスペインツアーでオープニングアクトを務めたほか、2024年末リリースの『Destino 2014 (49 Edition)』では、JowellやJ Álvarezといったプエルトリコのレゲトンレジェンドとの共演まで果たしている。

まず聴くべき1曲:「Tuenti (Remix)」(with Saiko)

スペインの旧世代SNS「Tuenti」時代の青春を回想するノスタルジックな歌詞が、地元の若者たちに突き刺さったキャリアの転換点。プエルトリコ系の重いグルーヴと地中海的な切なさが同居する名曲。

3. ディ・バレンティノ(D. Valentino)

月間リスナー80万超を誇る、バレンシア発・ロマンチックアーバンの旗手

  • 本名: Diego Ferri Pérez(ディエゴ・フェリ・ペレス)
  • 出身地: バレンシア
  • スタイル: ロマンチックR&B、トラップ、レゲトン

圧倒的な実績と現在地

Spotifyにおいて月間リスナー数80万以上を安定して叩き出しているインディー・アーバンシーンの実力派。プロデューサー・Sneaky whらとタッグを組んだ「why」のミュージックビデオはYouTube Musicで180万回再生を突破。

マドリードの聖地「La Riviera」での2公演を完売させ、2026年5月22日には待望の最新アルバム『BABY』をドロップ。2026年9月にはバルセロナの大型会場「Parc del Fòrum」への出演が控えるなど、名実ともにスターダムを駆け上がっている。

まず聴くべき1曲:「no quiere bailar」(with Sneaky wh & 17Beats)

ストリーミングやライブで常に凄まじい盛り上がりを見せる彼の代表曲。オートチューンを駆使したメロウで艶やかなボーカルと、失恋や脆さを綴る内省的なリリックが完璧に融合している。

4. シー・マリ(C Marí)

ライブハウスから大型フェスへ、卓越したソングライティングで魅せる実力派アーティスト

  • 本名: Carlos Marí Cervera(カルロス・マリ・セルベラ)
  • 出身地: スペイン(公式データなし)
  • スタイル: レゲトン、ラテントラップ、バチャータ・アーバン

圧倒的な実績と現在地

数多くの楽曲でソングライター・作曲家としてのクレジットを持つ実力派クリエイター。カタルーニャの新鋭・MushkaaやJohn Pollõnらとの客演を重ね、アルバム『Sempre Cor』のファイナルショーでは、マドリードの「La Riviera」でソールドアウトを達成した。

2025年末のミックステープ『Latin Lover Songs』に続き、2026年4月3日には早くも続編EP『Latin Lover Songs 2』をリリース。2026年夏にはスペインの超大型フェス「Arenal Sound」や「Parc del Fòrum」への出演が確定しており、現在進行形で最も急速にその規模を拡大している。

まず聴くべき1曲:「Tan Dolida」

2026年4月リリースの最新EP『Latin Lover Songs 2』のリードトラック。ドミニカ発祥の伝統リズム「バチャータ」の要素を取り入れた、乾いた現行レゲトンビートと切ないメロディラインの絡み合いが心地よい最新型の1曲だ。

線で繋がる新世代のクリエイティブ・コミュニティ

今回ピックアップした4人は、現在のスペイン・アーバンシーンの強みである最強の「横の繋がり」を持つ。

たとえば、MVRKが2025年5月にリリースした2ndアルバム『PÓRTATE BIEN!』の収録曲「DAMN」では、MVRKとD. Valentinoがタッグを組んで客演しており、その配信はRimas Entertainment Europaが手がけている。さらにC Maríが2025年12月にリリースしたヒットシングル「Triple B」は、気鋭プロデューサー・BLNCOとの強力なタッグワークだ。

このように、Rimasとの契約関係、バレンシア圏のバックグラウンド、お互いのアルバムへの客演やクリエイター同士の共作を通じて、彼らは横一線でシーンの底上げを行っている。W杯スペイン戦で盛り上がるこの機会に、現地でリアルタイムに加熱する彼らの最先端ストリーミングをぜひチェックしてほしい。

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