
今回はアルゼンチン版「Hot Artists 2025」っすよね?
どんな特徴がある国なんですか?

トラップ発のムーブメントがレゲトン/R&B/ポップへ横断して進化中。
BZRPのセッションで世界的に火がつき、ブエノスアイレスやロサリオを中心に新世代が次々ブレイクしてるんだ。🇦🇷

今回はどういう基準で選んだんですか?

実は今、アルゼンチンは“新世代の震源地”って呼ばれてるんだ。🇦🇷✨
2025年に一番勢いがあるアーティスト5人をピックアップしたぜ。
ストリーミングの伸び、SNSのバイラル、クラブでの定着度…
そういう“現場感”を基準に選んだぞ。
1. Nicki Nicole
出身:アルゼンチン ロサリオ(Rosario)
代表曲:「Colocao」
スタイル:トラップ/R&Bをベースにしたメロウなフロウとレゲトンの融合
Nicki Nicoleはアルゼンチンの新世代を象徴する存在。2019年のBZRP Music Sessions #13でブレイクし、低音ラップとソウルフルな歌声を使い分ける独自のスタイルを確立。Spotifyでは2025年も新曲ごとにチャートを賑わせ、グローバルフェス出演も増加。ストリート出身ながらポップマーケットまで浸透し、“ジャンルを超える新世代アイコン”として支持を広げている。
2. María Becerra
出身:アルゼンチン ブエノスアイレス(Buenos Aires)
代表曲:「Qué Más Pues?」
スタイル:ポップとレゲトンを横断するラテンアーバン
「La Nena de Argentina(アルゼンチンの娘)」の異名を持つMaría Becerraは、国民的スターからグローバルなラテンポップシンガーへと進化。J BalvinやCamiloら世界的スターとの共演を経て、Spotifyの月間リスナーは常に数千万規模。2025年はフェスティバル出演の拡大とともに、TikTokでの楽曲バイラルも強力で、若者から絶大な支持を得ている。
3. Emilia
出身:アルゼンチン ノゲロス(Nogoyá, Entre Ríos)
代表曲:「Cuatro Veinte」
スタイル:ポップ発祥だが、クラブ対応のレゲトン/R&Bで躍進
元々はポップ路線だったEmiliaだが、近年はレゲトン寄りの楽曲で存在感を強める。代表曲「Cuatro Veinte」はクラブアンセムとして世界中で再生され、ファッション性と歌唱力を兼ね備えたアーティストとして2025年も快進撃を続ける。男女問わず若者からの憧れを集め、“ビジュアルとサウンドを兼ね備えたスター”という地位を確立している。
4. Cazzu
出身:アルゼンチン フフイ(Jujuy)
代表曲:「Nada」
スタイル:トラップ主体だが、レゲトン/R&Bを織り交ぜたダークなサウンド
“La Jefa del Trap(トラップの女ボス)”として知られるCazzuは、アルゼンチン女性アーティストの中でも圧倒的なカリスマ。トラップを土台にしつつ、ダークでセクシーなレゲトンやR&Bも展開。歌詞には社会的メッセージやフェミニズム的視点も取り入れ、リスナーの共感を呼ぶ。2025年もツアーと新作でシーンのトップを走り続けている。
5. TINI
出身:アルゼンチン ブエノスアイレス(Buenos Aires)
代表曲:「Miénteme」(María Becerraとの共演)
スタイル:ポップシンガーからラテンアーバンへクロスオーバー
ディズニー出身のポップシンガーとしてキャリアをスタートしたTINIは、近年レゲトンやラテンアーバンに舵を切り大成功を収めている。「Miénteme」はMaría Becerraとのコラボで世界的ヒットとなり、以降はクラブシーンにも浸透。2025年はヨーロッパやラテンアメリカでのツアー動員が拡大し、国際的ポップアイコンとしての地位を盤石なものにしている。
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