|2025年6月下旬|注目レゲトン5曲!

New Release

Maldy, Brray – “Quedate Soltera”

プエルトリコの重鎮Maldy(Plan B)と、現行ラテン・トラップを牽引するBrrayの強力タッグが実現。タイトルの「Quédate Soltera(独身のままでいな)」が示す通り、女性の自由と解放をテーマにしたアッパーなクラブ・トラック。重低音のドラムに乗せて、挑発的かつスタイリッシュに放たれるリリックがクセになる。Brrayのスムーズなフロウと、Maldyのダーティなバイブスのコントラストが絶妙。ストリート色と現代性が融合した、まさに2025年型のレゲトン!

Jamby El Favo & Kenny Die – “Coco Chanel”

硬派なトラップ路線を貫くJamby El Favoと、新世代の注目株Kenny Dieが手を組んだ1曲。「Coco Chanel」のタイトルが象徴するように、ラグジュアリーとストリートを行き来するスタイルで、冷たく鋭いビートの上にダークで中毒性のあるバースが交差する。無機質なトラックと、抑えたテンションのフロウが絶妙にマッチし、都会的かつ危ういムードを漂わせる。

MARCIANEKE ft. JUANKA – “ENFASIS”

チリのトラップスターMarcianekeと、プエルトリコの実力派Juankaが国境を越えて共演。タイトルの「Énfasis(強調)」どおり、激しいビートの上で自分たちのライフスタイルと成功を堂々と主張する1曲。Marcianeke特有のクセのあるボーカルに、Juankaの重厚でストリート感あふれるバースが絡み合い、南米×カリブの強烈な化学反応を生み出している。ラテン・トラップの進化を体現する、アグレッシブかつスタイリッシュなコラボだ。

DBwoy, Juan Tunix (ZOCO Música) – “COPA ROTA”

哀愁漂うギターとラテンビートが溶け合う、情熱的でどこか切ない1曲。タイトルの「Copa Rota(割れたグラス)」が象徴するように、壊れた恋や過去の痛みに焦点を当てたリリックが印象的。DBwoyのメロディアスなフロウと、Juan Tunixのラフで感情むき出しのバースが絶妙に絡み合い、聴く者の胸に刺さる。ZOCO Músicaならではのクラシック感と現代感のミックスも魅力。

AXEL PVBON – “La Vida Es Así”

スペインの新鋭AXEL PVBONが放つ、リアルで淡々とした日常を切り取ったストリートアンセム。「これが人生さ」と語りかけるようなタイトル通り、浮き沈みを受け入れながら前に進む覚悟をビートに乗せて伝える。Cuzzaidによるメロウでどこか哀愁の漂うプロダクションが、AXELの冷静かつリリカルなフロウを引き立てる。派手さはないが、じわじわと沁みる味わい深さが魅力の1曲。スペイン語ラップの渋さを体感したい人におすすめ。

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