2026年一発目のWeekly MVは、年明けらしくシーンの輪郭がはっきり見えるラインナップ。
グローバル路線を突き進むJ Balvinと、ローカル色を強めるドミニカ勢、その対比が非常に分かりやすい週となりました。
2026年のスタートに、まずはここからチェックしてみてください。
J Balvin – BZRP Music Sessions #62/66
Bizarrapのミニマルで無機質なビートに、J Balvinの抑制されたフロウが乗る構成。
デンボウではなく、キックと低域で緊張感を作る典型的BZRP型プロダクション。
メロディで引っ張らず、声の質感と間で聴かせる設計。
派手さはないが、J Balvinの現在地がよく分かる一曲。
クラブ向けというより、ヘッドホンで聴くタイプのセッション。
Dani Flow, Nfasis – DE AQUÍ
メキシコ発らしい、ラフでストリート感の強いアーバン・ラテン。
ビートはシンプルなデンボウ基調だが、低音の鳴らし方はかなり荒め。
シンセや装飾は最小限で、リリックとノリ優先の構成。
完成度より勢いを重視する、今のメキシコ若手らしい作り。
パーティーよりローカル感を感じたい人向けのMV。
El Alfa “El Jefe” x Vakero – PRINCESO
ドミニカ共和国の重鎮同士による、完全ローカル仕様の一曲。
デンボウは高速で、キックとスネアの連打が前に出るドミニカ型。
El Alfaのアグレッシブさに、Vakeroのベテラン感が重なる。
グローバル向けというより、現地フロア直結のサウンド。
ドミニカ・レゲトン(デンボウ)の現在を知るには最適。
D Jam Saw & El Mega – Arrebatado
こちらもドミニカ勢らしい、荒々しく直線的なデンボウ。
メロディは控えめで、リズムと勢いで押し切る構成。
音数を減らし、声とビートのぶつかり合いを強調している。
洗練とは真逆だが、フロア向けの即効性は高い。
ドミニカのローカル感をそのまま持ってきた一曲。
ROCHY RD – UUUU
ドミニカ共和国を代表するストリートMC、ROCHY RDらしい一曲。
ビートは重心低めで、デンボウとトラップの中間的アプローチ。
シンセは暗く、声の荒さを活かすミックスが特徴的。
キャッチーさよりも、空気感とリアルさ重視。
ドミニカの“アンダーグラウンド側”を知るには外せないMV。



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