2026年2月第4週に公開されたラテン/レゲトンの注目5曲を厳選。今週はJ Balvinの強力コラボや、急成長を遂げるチリの最新シーンなど、トレンドを網羅したラインナップです。
J Balvin, Ryan Castro, DJ Snake – Tonto
コロンビアの至宝J BalvinとRyan Castroに、フランスの名プロデューサーDJ Snakeが加わった超強力盤。ビートはミニマルながらも中毒性の高いループが特徴で、DJ Snakeらしいエレクトロの質感がレゲトンのリズムに見事に溶け込んでいる。J Balvinの安定したフロウと、Ryan Castroのストリート感溢れるデリバリーが交差し、シンプルだからこそ映える洗練されたクラブ・アンセムに仕上がった。
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SAIKO, SINAKA, KENNAT, BENJA VALENCIA – FLAITEERA
今、世界中のシーンが注目するチリのアーバン・シーン(Chilean Urban)を象徴するポッセカット(一曲の中に4人以上のアーティストが入れ替わり立ち替わり登場するマイクリレー曲)。
SAIKOを筆頭に、勢いのある若手が集結。ビートはトラップの重厚なベースラインと、チリ特有の荒削りながらも熱量の高いリズムが融合している。各アーティストが異なるスタイルをぶつけ合う構成で、現在のチリ・シーンの層の厚さと勢いをダイレクトに感じさせる一曲だ。
Dei V – NYX00 Ft. JC Reyes
プエルトリコの最注目株Dei Vが、スペインのJC Reyesを迎えた一曲。
ビートは低重心なアーバン・トラップ寄りで、夜の街を彷彿とさせるダークで妖艶な雰囲気が漂う。Dei Vのレイドバックしたフロウと、JC Reyesのスペイン・シーン特有の哀愁ある歌声が絶妙なコントラストを生んでおり、ジャンルの枠を超えたモダン・ラテンの進化を感じさせる。
Camin, Rvfv – Golfista
スペインのグラナダ出身、シーンの最前線を走るCaminとRvfvによる共作。
スペインのストリートを象徴する重厚なドリル・ビートと、情熱的なレゲトンのメロディが完璧に融合。「Golfista(ゴルファー)」というタイトルに象徴される遊び心のあるリリックと、二人の軽快な掛け合いが心地よい。スペインのストリート・アーバンが持つ独自の美学が詰まった、聴き応えのある構成である。
El Alfa “El Jefe” x Ezzy R – MOTO UBER
デンボウ界のキングEl Alfaが、期待の新鋭Ezzy Rと仕掛ける爆速ナンバー。
ビートはEl Alfaの真骨頂とも言える、超高速のドミニカ・デンボウ。タイトル通り、バイク(Moto)で駆け抜けるような疾走感と暴力的なまでの低音がフロアを揺らす。シンプルで力強いフックと、Ezzy Rのフレッシュな勢いが相まって、今のドミニカのエネルギーをそのままパッケージ化したような破壊力抜群の一曲だ。


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