2026年5月第4週は、世界の歌姫Anittaがこれまでのイメージを脱ぎ捨てて放った本音のメッセージソングから、La JoaquiのパンチラインがSNSで大バズり中の最新RKTまで、見逃せない新作が勢揃いしました。
Anitta – Deus Existe
最新アルバム『EQUILIBRIVM』収録曲「Deus Existe」は、“神様は本当にいるのか?”というテーマを、Anitta自身の人生と感情を通して描いたスピリチュアル寄りの1曲。レゲエ/ルーツ色のあるサウンドに、Anittaの落ち着いたボーカルが重なり、「ダンスフロア仕様のAnittaとは違う一面が好き」「歌詞が静かに刺さる」といった声が多く見られる。MVでは、自然の中やシンプルなステージを舞台に、華やかなイメージを一度脱ぎ捨てたようなAnittaの姿が映し出され、「信仰」という重いテーマを、“個人的な告白”として届ける映像作品になっている。
El Jordan 23 – Ella Quiere Maa
チリのストリートスター、El Jordan 23による「Ella Quiere Maa」は、2026年リリースの最新シングルで、タイトルどおり“もっと刺激を求める彼女”をテーマにしたレゲトン/トラップ路線の一曲。L3tterプロデュースの重低音ビートの上で、Jordanらしいしゃがれ声のフロウが乗り、「最近のEl Jordanの中で一番フロア向き」「ドライブ中にリピートしたくなる」といったコメントがSNSやYouTubeで目立っている。映像は夜のストリートやクラブを舞台にしたローカル感強めで、派手なストーリーよりも、クルーと一緒に遊ぶリアルな空気感を切り取っているのが印象的だ。「CAMIONETA G」に続き、2026年もハイペースでシングルを投下しているEl Jordan 23の最新モードを感じられる1曲である。
Hanzel La H × Dei V – CIEN
ドミニカ圏を中心にじわじわ存在感を増しているHanzel La HとDei Vのタッグによる「CIEN」は、そのタイトルどおり“100%全開の自分”を掲げたストリートアンセム。トラップ寄りの硬いビートに2人の攻撃的なフロウが乗るスタイルで、事前ティーザーの段階から「これはフックが頭から離れない」「タイトル通り100%でぶち上げてくれる曲」といった期待の声が上がっていた。ビデオもクルー感の強いストリート仕様で、煌びやかすぎない質感が“地元発のヒット”という空気を後押ししている。
LA JOAQUI, DOBLE P, GUSTY DJ – KAMIKASE
アルゼンチンRKTシーンの顔役のひとりLa Joaquiが、同じくRKTを牽引するDoble P、プロデューサーGusty DJと組んだシングル。攻撃的かつキャッチーなリリックで“悪女モードの夜”を描いた一曲。歌詞には「no confundas mi amabilidad con coqueteo(私の優しさを勘違いしないで)」「mi cuerpito es rico como el pollo del Kentucky(私のカラダはケンタッキーのチキンみたいに旨い)」など印象的なラインが次々と登場し、パンチラインの洪水とSNSでも話題だ。MVは、ストリートでのパーティからクラブなど“混沌とした夜”を描いており、La JoaquiのキャラクターとRKTの荒々しさをそのまま視覚化したような作品になっている。
Los Hitmen, Wisin, De La Ghetto – La Culpable
レゲトン界の名プロデューサーデュオLos Hitmenが、レジェンドWisinとDe La Ghettoを迎えたコラボシングル。クラシックなレゲトンの鼓動と、今のラテンポップの洗練を掛け合わせたトラックは、「2000年代の全盛期を思い出す」「今の音にもちゃんとアップデートされている」と往年のファンからも好意的なリアクションが目立つ。歌詞では、恋の駆け引きのなかで「誰が悪い(La culpable)か」を巡るすれ違いを描きつつ、Wisin特有のエネルギッシュなデリバリーとDe La Ghettoのメロディックなパートが交互に現れる構成で、ベテランならではの安心感がある。長年J BalvinやDon Omar、Wisin & Yandelらのヒットを支えてきたLos Hitmenにとっても、新しいフェーズの幕開けを告げる一曲と評価する声も見られる。


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