2026年5月第3週はこれ以上ないほど「日本色が濃厚すぎる奇跡の一週間」となりました。世界が日本に熱視線を送る今週の5曲を紹介していきます。
Feid, Yuki Chiba – Medellín Takai
Feidの最新プロジェクト『EL GREEN PRINT: La Saga (Disc 1) — FEID VS FERXXO』収録曲で、日本のラッパーYuki Chiba(千葉雄喜)を迎えた国際コラボ。昨年のサマソニでのサプライズ共演が正式な楽曲として結実した形で、南米とアジアのストリートが繋がったとポジティブに受け止める声が多い。レゲトン〜トラップ寄りビートの上に、スペイン語と日本語のラップが自然に混ざり合い、言語の壁を感じさせないグルーヴが高く評価されている。
Becky G – EPA
Becky Gの最新シングル「EPA」は、自分を過小評価してくる相手に対し、「もう我慢しない(Enough is enough)」と真っ向から突きつけるセルフラブ・アンセムである。歯切れのいい軽快なレゲトンビートに、英語とスペイン語を巧みに織り交ぜたリリックが乗り、TikTokをはじめとするSNSではエンパワメントを象徴するバイラル曲として早くも共感を集めている。色鮮やかなドレスをまとってローカルなストリートを力強く駆け抜けるMVは、彼女のルーツであるラテン・コミュニティへの愛と女性の結束(ガールパワー)を讃える見事な仕上がり。
Jowell y Randy – Bien Guillao En Japón
プエルトリコのレゲトンレジェンド、Jowell & Randyがリリースした「Bien Guillao En Japón」は、Bad Bunnyの来日イベントをきっかけに生まれた、日本をインスパイアしたシングル。クラシックなドラムパターンと現行ペレオのサウンドを掛け合わせたビートで、古参ファンからも好意的な反応が目立つ。MVは東京の街並みや日本のポップカルチャーを織り交ぜた作りで、レゲトンのグローバル化を象徴する一篇として各メディアでも取り上げられている。
DFZM x Blessd – MI EX
コロンビアの若手ラッパーDFZMが、同郷のスターBlessdを迎えて放った最新シングル「MI EX」。タイトル通り“元カノ/元カレ”をテーマにした一曲で、「別れたけれど、あの人の影響が抜けない」という感情を、軽やかなメロディとラップで描いている。Blessdのメロディアスなパートがサビを引っ張りつつ、DFZMのストリート寄りフロウが曲全体に若さとラフさを加えており、「+57」、「Vitamina」路線の延長線にある新機軸と評する声も。リリース直後からプレイリスト入りやリアクション動画も増えており、DFZMにとって次のフェーズを開く“失恋アーバン”の代表曲になっていきそうである。
Alu Mix, Fuentes Prod, Novato El Flow – Ñero Session 20 (feat. Dulzón y Nasty Vato)
メキシコのDJ/プロデューサーAlu Mixによる人気企画「Ñero Sessions」の最新回が「Ñero Session 20」。今回はFuentes Prod、Novato El Flow、Dulzón、Nasty Vatoを招いたヘビーな一曲。クンビアトン〜メキシコレゲトンの上で、4人がそれぞれの視点からñero(下町の悪ガキ)的なライフスタイルを描き出すスタイルはシリーズらしさ全開。MVは地元の広場やストリートで一般のファンを交えながら撮影されており、「Ser ñero es chido(“チーノ”でいるのがカッコいい)」というフレーズを体現するような一体感が強く出ている。


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